こんにちは、元外資系ファンドマネジャーのやすたろです。
今回は投資で勝つための3つの秘訣を紹介したいと思います。
投資で勝つための3つの秘訣
投資で勝つための3つの秘訣とは、
- 謙虚でいること
- 精神の安定を保つこと
- 負けないこと
「いやいや、そんな精神論じゃなくて、具体的な方法が知りたいんだ!」
気持ちはよく分かります。
しかし、もう少し読んでください。なぜこの3つが大切か納得してもらえると確信しています。
謙虚でいること
まず、相場に対して謙虚でいてください。
「相場は勝つこともあれば負けることもある。奢らず勝率を高めることが大切!」
よくこういう言葉を聞くと思いますが、そういうことではありません。
私がいいたいのは、
『相場で勝つことは不可能だと強く認識しろ』ということです。
チャートを使ったテクニカル分析で相場に勝とうとする人、企業調査や経済予測などファンダメンタル分析で景気や企業業績を当てようとする人、いろいろな投資手法があると思います。
しかし、私はみなさまに謙虚になれといいたい。
現代の金融市場はかなり効率的になっており、価格と実質価値とのズレはほとんどありません。
しかも、そのごくわずかなズレを世界中の天才投機家や天才投資家が血眼になって探しているのです。さらに最近は莫大な予算をつぎ込んでAIを活用したアルゴリズムトレードも盛んになってきています。
相場の世界は真っ赤っかのレッドオーシャンなのです。
あなたのテクニカル分析は大手金融機関が数億、数十億と予算をつぎ込んで開発したアルゴリズムを打ち負かすことができますか?
あなたの企業分析は各業界の経営のプロの分析より深いものですか?
「では、投資で利益を上げることはできないのか?」
そうではありません。
市場平均並みの利益で満足しなさいということです。
人は不確実性を嫌うため、リスクがあるところにはリターンがあります。
また経済が成長することにより金融市場も拡大していきます。
相場のなかで、人より勝つという発想ではなく、相場全体の成長に乗っかっていこうと考えるのです。
精神の安定を保つこと
投資による損失が積み上がってくると人は冷静ではいられなくなってきます。
すでに投資を始めている人のなかには、昨今のコロナショックでは眠れない日々を過ごした人も多いのではないでしょうか?
- 投資の負けが耐えられなくなり売却したところで大きく反発する
- 逆に、調子に乗って過度なリスクをとった結果、すべてを失った
両方ともよく聞く話です。
投資で勝つためには、一時の変動に心を惑わされず、どっしりと構えておくことが大切です。
負けないこと
最後は負けないことです。
「さっき相場で勝つのは不可能だっていったじゃん!」
いいました。
でも、勝つことと負けないことは意味が違います。
確かに相場で人より稼ぐことはふつうの人には不可能です。
一方で、しっかりと投資を理解することで、負ける取引、または負ける可能性が高い取引を避けることはできます。
道端で落ちている1万円をひろうことはできなくても、わざと落とすことはできるでしょ?
そういうことです。
3つの秘訣を守るためにファイナンスを勉強しよう

先ほどの3つの秘訣がなぜ大切か理解できましたと思います。
しかし、一方で
「そんな綺麗事は理解できても、実践はできない」
そう思っていないですか?
なぜならあなたはまだこうも思っているはずだからです。
- もっと稼げるうまい話があるかもしれない
- もしかしたら自分はやる方は間違えているのではないか?
実際の投資はかなり地味で世間が思っているほど大勝ちできるものではありません。そして、地道にコツコツ積み上げてきた収益も一度でもマーケットがクラッシュするとすべて吹き飛びます。
こんな環境に自分の貴重な資金を投じておいて、常に冷静で自分の方法を信じ続けることは並大抵の精神力ではできないからです。
「では、どうするか?」
ファイナンスを勉強してください。
そんな難しい本を読む必要はありません。入門レベルをしっかり理解できれば投資の本質がみえてきます。
そして、自分が正しい行動をしていると確信できれば、周りの雑音に心を見出されることが少なくなります。
今の知識のないあなたは、
『極寒の地で全裸で凍えながらなぜつらいのか分かっていないようなもの』
です。
ファイナンスという念能力を身につけることで、投資を正面から取り組むことができるようになるのです。
元ネタ、わからない人ごめんなさい。。。
あと投資に関する書籍で企業分析や経済などもメジャーな分野ですが、こちらは勉強しなくていいです。
教養として知るぶんには面白いですが、投資には役立ちません。相場に勝つことは不可能なのですから。
今回のテーマのまとめ
投資で勝つための3つの秘訣は、
- 謙虚でいること
- 精神の安定を保つこと
- 負けないこと
実践するためにはファイナンスを勉強しろ!
最後までみていただき、ありがとうございました。
ご意見などありましたら、連絡いただければと思います。
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